鳴動護摩(めいどうごま:別名は釜鳴かまなり)による家祓いとは‥
日本古来より神道、修験で行われている【気】の流れを良い方向に導く祈祷方法の一つです。
この世の全てのものには【気】があります。
【気】というのは人や場所様々なものに流動しており、【気】の流れが止まると悪い状況が発生しやすく、
逆に【気】の流れを良くすると良い状況が発生しやすくなります。
鳴動護摩は、その人や場所の流れを把握し良い方向へと導く祈祷方法になります。
祈祷の順序
①鳴動釜の中にお米、水を入れて火を炊きます。
②鳴動釜から、その空間を共鳴させる大きな音が鳴り始めます。
(熱により、音が鳴るように作られてます。)
③音が鳴り出したら、鳴動釜を持ち対象となる人や部屋の付近を歩き回ります。
④そして【気】の流れが悪い箇所に差し掛かると不思議と釜の音が止まります。
⑤また祓いの真言を唱え祈祷する事によって再度音が鳴り出します。
そうすれば【気】の流れが良い流れに循環したという意味になります。